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我が国の養鶏産業は、良質の蛋白質を豊富に且つ安価に供給できる食材産業として発展し、国民の食生活に大きく貢献してきましたが、今後も長期安定的な発展が期待されています。日本の養鶏産業は経営規模の拡大と合理化が図られ、生産コストの低減に取り組んでおりますが、経営的には大変厳しいものがあります。最近では鶏卵・鶏肉にも他の食品同様に食品衛生法により、賞味期限の表示と更にはJAS法により原産地の記載が義務付けられています。
このような背景から、養鶏生産物も消費者の視点から安全性がより一層重要視される時代になったと考えられます。これからは一次生産品としての鶏卵だけでなく、形を変え付加価値をつけ消費者ニーズに合った製品の開発に取り組み、当組合が過去50余年に培ったノウハウを充分に発揮し、優れた製品(食品)の完成向け熊本県食品研究所と研究中であります。養鶏農家の経営の安定と消費者に喜ばれる食品の開発に全力を傾注し一歩でも前進することを考えています。常に業界のパイオニアとして、積極進取の精神を持って21世紀を精一杯頑張りたいと決意を新たにしております。 |
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